出典:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/skyline/exterior.html
スカイライン(第2世代)は日産が2001年から販売するスポーツセダンです。
第1世代は1957年にデビューし60年を超える歴史を有し、同社で唯一、プリンス時代から生産・販売する車種です。
2002年まで最上位モデルのGT-Rがラインアップされていましたが、その後に単独の車種「GT-R」が登場しスカイラインから分離されました。
現行モデルからハイブリッドモデルが追加され、同社のセダン系フラッグシップ「インフィニティ」で培われたデザインやテクノロジーが惜しみなく注ぎ込まれています。
スカイラインの現行モデルは13代目で、2013年より販売されています。
スカイラインのユーザーで、新型もしくは他車への乗り換えを検討されている方は、やはり現在のスカイラインの査定相場が気になるところです。
そこでスカイラインについて、中古車の査定相場を調査しました。
スカイラインの査定相場

スカイラインの主な査定額は以下の通りです。
グレード | ボディー カラー | 年式 | 走行距離 (km) | 査定時期 (y/m) | 買取査定相場 (万円) |
---|---|---|---|---|---|
スカイライン 370GT タイプS | シルバー | H27 (2015) | 8万 | 2022/3 | 117.0 |
スカイライン 370GT | パール | H25 (2013) | 4万 | 2022/1 | 126.0 |
スカイライン 370GT タイプSP 55thリミテッド | 黒 | H24 (2012) | 7万 | 2021/12 | 138.4 |
スカイライン 350GT ハイブリッド | 黒 | H29 (2017) | 2万 | 2022/1 | 164.3 |
スカイライン 200GT-t タイプSP | パール | H31 (2019) | 4万 | 2022/3 | 167.3 |
スカイライン 200GT-t | シルバー | H31 (2019) | 2万 | 2022/2 | 171.3 |
スカイライン 200GT-tタイプSP 60thリミテッド | 黒 | H29 (2017) | 2万 | 2021/12 | 218.6 |
スカイライン 350GT ハイブリッド タイプSP | 黒 | H30 (2018) | 4万 | 2021/11 | 221.1 |
スカイライン 200GT-t タイプP | パール | H31 (2019) | 2万 | 2021/11 | 222.6 |
スカイライン ハイブリッド GT タイプP | シルバー | R1 (2019) | 2万 | 2021/12 | 238.2 |
スカイライン 350GT FOUR ハイブリッド タイプP | 茶 | H29 (2017) | 4万 | 2021/12 | 181.5 |
スカイライン 350GT FOUR ハイブリッド タイプP | グレー | H30 (2018) | 2万 | 2021/10 | 267.9 |
スカイライン GT | パール | R3 (2021) | 1万 | 2022/1 | 272.9 |
スカイライン 350GT FOUR ハイブリッド タイプSP | 黒 | H27 (2015) | 6万 | 2021/9 | 180.4 |
スカイライン 350GT FOUR ハイブリッド タイプSP | パール | H30 (2018) | 2万 | 2021/10 | 283.1 |
スカイライン ハイブリッド GT タイプSP | 黒 | R2 (2020) | 2万 | 2022/1 | 303.0 |
スカイライン 400R | パール | R2 (2020) | 3万 | 2021/10 | 343.7 |
スカイライン 400R | 黒 | R3 (2021) | 1万 | 2021/12 | 413.0 |
全データを集計した買取査定相場は以下の通りです。
買取査定相場 (万円) | |
---|---|
平均 | 133.8 |
最高 | 413.0 |
日産の代表車に相応しく、平均の買取査定相場は130万円台をキープしています。
そして最高の買取査定相場は410万円台となり、人気車ならではの高額リセールが可能です。
スカイラインの過走行車の査定相場
過走行車(走行距離10万km以上)の主な査定額は以下の通りです。
グレード | ボディー カラー | 年式 | 走行距離 (km) | 査定時期 (y/m) | 買取査定相場 (万円) |
---|---|---|---|---|---|
スカイライン 350GT ハイブリッド | パール | H26 (2014) | 10万 | 2022/2 | 78.6 |
スカイライン 350GT ハイブリッド タイプP | パール | H27 (2015) | 11万 | 2022/2 | 88.8 |
スカイライン 350GT ハイブリッド タイプP | 黒 | H26 (2014) | 10万 | 2021/12 | 102.3 |
スカイライン 350GT ハイブリッド タイプSP | 黒 | H26 (2014) | 10万 | 2021/9 | 111.6 |
スカイライン 200GT-t タイプSP | パール | H27 (2015) | 10万 | 2021/11 | 115.6 |
過走行車においても110万円台の実績があり、スカイラインの査定相場における安定性が伺えます。
ボディーカラーによる査定額の比較

一般的に、カラー別での差額は人気順で決定されます。
中古車市場では人気と需要が密接に繋がるため、人気が高いほど高値が付き、逆に人気が低いほどマイナス査定になります。
スカイラインの人気色は、
- ブリリアントホワイトパール
- スーパーブラック
です。
ホワイト系とブラック系は定番の人気色で、他の車種の同様の傾向を示します。
時系列による査定相場の推移

査定相場は時々刻々と変化します。現在の査定相場を基準として、過去と未来の査定相場を調査しました。サンプルとなるスカイラインは以下の通りです。
グレード | GT Type SP (ハイブリッド車) |
型式 | BLTARWLV37HDA—– |
新車購入年月 | 2019年 9月 |
経過年月 | 2年 7ヶ月 |
現在走行距離 | 2万km |
買取相場 | 301万円 |
上記のスカイラインにおいて、2022年3月現在の査定相場(301万円)を基準とした、時系列による査定相場の推移は以下の通りです。

※上記URLのデータを編集して掲載
グラフから以下の内容が読み取れます。
- 4か月後(2022年7月)には13.7万円下がる
- 1年(2021年5月~2022年5月)で55.4万円下がる
まとめ - スカイラインの査定傾向

スカイラインの査定相場について調査した結果、傾向として以下の内容が挙げられます。
・スカイラインの査定相場:
買取査定相場 (万円) | |
---|---|
平均 | 133.8 |
最高 | 413.0 |
・スカイラインの過走行車の査定相場:
買取査定相場 (万円) | |
---|---|
過走行車 | ~115.6 |
・ボディーカラー:
- ブリリアントホワイトパール
- スーパーブラック
はプラス査定
・査定相場の時系列推移:
4か月後には13.7万円、1年で55.4万円下がる
・今後の予測:
2013年にモデルチェンジを実施後、現行モデルを継続しているため、現在は高値を維持しているものの、今後は査定額が緩やかに下落すると見込まれるため、売却のタイミングは現時点で最高値となる今この時がベスト
スカイラインを高値で売る方法