出典:https://www.renault.jp/car_lineup/lutecia/features/design.html
ルノーはルーテシアをフルモデルチェンジし、5代目となる新型ルーテシアを2020年11月6日から発売します。
1990年から販売されるルーテシアは5ドアハッチバックの代表格として挙げられ、お膝元のヨーロッパは元より(「クリオ」の車名で販売)、日本でも確かな存在感を示しています。
そのルーテシアが今回のモデルチェンジでどのような進化を遂げたのか、デザイン・サイズ・燃費・価格について調査しました。
新型ルーテシア – デザイン
外装(エクステリア)






エクステリアは同社が販売する「メガーヌ」と同様のデザインです。
精悍なフロントマスクが目を惹きます。
ボディカラー
- ルージュ フラム M
- オランジュ バレンシア M
- ブルー セラドン M
- ブルー アイロン M
- ブラン グラシエ
- ノワール エトワール M
内装(インテリア)



7インチ マルチメディアEASY LINKのタッチスクリーンを介して、最新のインフォテインメントテクノロジーに簡単にアクセスすることが可能です。
タッチスクリーンは薄型で浮き出すようなフローティングデザインで、ややドライビングシート側に傾けた設計となっており、手を伸ばして自然に指先で操作できます。
また、センターコンソールにはスマートフォンワイヤレスチャージャーを装備しています。

7インチ マルチメディア EASY LINK(スマートフォン用ミラーリング機能)
スマートフォンをUSBポートに接続すれば、Apple CarPlay™やAndroid Auto™を介して、7インチ マルチメディア EASY LINKのタッチスクリーンにスマートフォンが連係し、スマートフォン内の各種アプリ機能にアクセスできます。
日頃から使い慣れたスマートフォン内のナビゲーション機能、音楽再生、通話機能などが使用でき、SiriやGoogleアシスタントを利用して、音声入力での操作も可能です。
※センターコンソールには、USBポート2つ、AUX入力1つを装備しています。



上質で快適、ルノー伝統の疲れにくいシート
上質なレザー仕様はインテンス テックパックに装備されるシートです。
優れたサイドサポートとともに、快適性とホールド性を高次元で両立しています。
適切なドライビングポジションを維持し、長距離のドライブを快適に過ごせるように設計されています。
またヘッドレストは、後方からの視界に配慮した薄型のデザインを採用しています。
そして前席には、冬のドライブを快適にするシートヒーターを内蔵しています。

先進的なデジタルディスプレイ
7インチ デジタルインストゥルメントパネルは、エンジン回転数、スピードをデジタルディスプレイで表示しています。またルノー・マルチセンスと連動して、選択した運転モードに応じたイルミネーションカラーを反映しています。

運転支援システムやインフォテインメント機能の音声入力を手元で操作
ドライバーは前方から目を離すことなく、運転支援システムの切り替え、7インチ デジタルインストゥルメントパネルの画面切り替え、ハンズフリー通話へのアクセスが可能です。
本革を使用したステアリングホイールはマットクロームフィニッシャーで装飾され、ステアリングヒーターを内蔵しています。
また、よりスポーティなマニュアルでのギアチェンジが楽しめるパドルシフトも装備しています。

オートエアコン

電動パーキングブレーキ(オートホールド機能付)
新型ルーテシア – サイズ

全長 | 4,075 mm |
全幅 | 1,725 mm |
全高 | 1,470 mm |
ホイールベース | 2,585 mm |
トレッド(前 / 後) | 1,505 / 1,495 mm |
最低地上高 | 135 mm |
最小回転半径 | 5.2 mm |
車幅が抑えられているため、日本の機械式立体駐車場も問題ありません。
また最小回転半径も5.2mのため、小回りが利き日本の道路事情にも合います。
新型ルーテシア – スペック

エンジン | ターボチャージャー付 筒内直接噴射 直列4気筒DOHC16バルブ |
総排気量 | 1.333L |
最高出力 | 96(131)/ 5,000 kW(ps)/rpm(ECE) |
最大トルク | 240(24.5)/ 1,600 N・m(kgm)/rpm(ECE) |
トランスミッション | 電子制御7速AT(7EDC) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
燃料消費率 WLTCモード | 17.0km/L |
燃費は17.0km/Lで、まずまずの数値です。
現在のトレンドであるターボによるエンジンのダウンサイジングを採用しているため、出力と燃費の向上が両立されています。
主要装備
- LEDヘッドライト、フロントフォグランプ、リアLEDランプ
- ストップ&スタート機能、ヒルスタートアシスト
- ルノー・マルチセンス
- 電動パーキングブレーキ(オートホールド機能付)
- レザーステアリング、ステアリングヒーター
- レザーシート、前席シートヒーター
- 7インチ マルチメディア EASY LINK(スマートフォン用ミラーリング機能)
- Bose®サウンドシステム、スマートフォンワイヤレスチャージャー
- ハイウェイ&トラフィックジャムアシスト
- アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)歩行者・自転車検知機能付
- 360°カメラ
- i-Sizeチャイルドシート対応 ISOFIXアンカー(助手席、後席左右)
新型ルーテシア – 価格
グレード | 価格 |
ZEN ゼン | 2,369,000 |
INTENS インテンス | 2,569,000 |
INTENS Tech Pack インテンス テック パック | 2,769,000 |
3つのグレードともに200万円台で購入でき、割高感はありません。
抑えた価格設定により、日本でもフランス車がより身近な存在になっています。
まとめ

ここまでルノーの新型ルーテシアをご紹介しました。
フランス車に見られるハイセンスなエクステリアは、新型ルーテシアでも存分に発揮されています。
また外観もさることながら、インテリアにおいても上質な造りで定評もあるシートをはじめ、7インチ マルチメディア EASY LINKでスマートフォンとリンクできるなど最先端のテクノロジーを採用し、ユーザーのニーズにしっかりと応えています。
価格も外国車としてはリーズナブルで、価格が原因で選定から外れることはありません。
競合ひしめく5ドアハッチバックのカテゴリーで改めて存在感を示す新型ルーテシア、間近に迫る販売が非常に楽しみです。
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