出典:https://www.mazda.com/ja/new-generation/mx-30/
マツダから初のEV車である新型「MX-30」が8月頃に発売されます。
東京モーターショー2019で新世代商品として世界初公開され、イギリスでは「Mazda MX-30 First Edition」を500台限定で先行予約を受け付けています。
近年はエンジン開発で目覚ましい成果を上げていたマツダですが、「MX-30」で自動車のEV化への対応もアピールする狙いが見て取れます。
“人馬一体による走る歓び”をスローガンに走りを追求するマツダが、どのようなEV車に仕上げたのか、気になる新型「MX-30」を調査しました。
新型MX-30 – デザイン
外装(エクステリア)



タイプとしては5ドアのクロスオーバーSUVで、後部座席のドアはフリースタイルドア(観音開き)を採用しています。観音開きのドアは「RX-8」でもお馴染みです。
「Human Modern」のコンセプトを掲げ、人の手が生み出す美しい形とこだわりのつくり込みを基礎としながら、新たなライフスタイルに寄り添った表現の方向性を踏まえ、マツダ車のデザインコンセプトである「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」の拡がりを体現した、独自のデザインに仕上がっています。
内装(インテリア)





インテリアは開放感に包まれるような感覚を基本に、フローティングテーマによる解放的な空間構成により統一感を持たせています。
またヘリテージコルクをはじめとする、環境にも配慮した素材や造り込みによる心地よさを追求し、素材の触感と温かみのある表情を活かしています。
またドアトリムには繊維素材を採用し、空気を含んでいるような風合いにより、開放感がある室内空間を表現しています。
この繊維素材はペットボトルからのリサイクル材を原料とし、またコルクは木の表皮を収穫することで作られる環境負荷の少ないサステイナブルな素材です。
環境に配慮したこれらの素材が、MX-30の心地良い空間を演出しています。
中央部に8.8インチのインフォテイメントシステムを採用しています。
新型MX-30 – サイズ

全長 | 4,395mm |
全幅 | 1,795mm |
全高 | 1,555mm |
ホイールベース | 2,655mm |
サイズはトヨタ・C-HRとほぼ同様と考えれば、大きさのイメージが付きます。
後部座席のスペースは狭いため、乗車定員は5名ですが2人乗りが基本となります。
新型MX-30 – スペック

パワートレイン | e-SKYACTIV | |
タイヤ | 215/55R18 | |
駆動用バッテリー | 種類 | リチウムイオン電池 |
セル |
角型 (prismatic) |
|
総電圧 | 355V | |
---|---|---|
総電力量 (バッテリー容量) |
35.5kWh | |
充電 | DC充電 | COMBO規格 |
AC充電 | 最大入力6.6kW | |
最高出力 | 143 PS / 105 kW | |
最大トルク | 265 Nm | |
駆動方式 | 2WD | |
WLCT航続距離 | 約200km |
※数値は暫定値
主な機能
- 先進安全技術i-ACTIVSENSEの強化
- 被害軽減ブレーキ技術スマート・ブレーキ・サポート(SBS)で交差点での衝突事故防止を図る
- 白線が引かれていない道路(縁石)での逸脱回避をアシスト
- センターピラーレスのフリースタイルドアで、高強度かつ効率的なエネルギー吸収構造により、高い衝突安全性能を実現
- 高電圧バッテリーには綿密な保護構造を採用
新型MX-30 – 価格
新型「MX-30」 | 4,180,000円~ |
EV車も今日では割高感が無くなってきました。
また新型「MX-30」はEV車のため、クリーンエネルギー自動車導入事業補助金(CEV補助金)の対象となります。
まとめ

ここまで新型MX-30をご紹介しました。
マツダ車全般に共通するエクステリアをベースに、近未来的なデザインを取り入れ独自性を加味している点に好感が持てます。
インテリアは環境に配慮した素材が用いられ、環境問題への積極的な取り組みが見て取れます。
間近に迫る販売が非常に楽しみです。
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