2020年も8月に入り、大勢の方がお盆の時期に夏休みを取ります。
そのため自動車やバイクによる帰省で、高速道路は大きな渋滞が発生します。
そこで、2020年お盆の帰省ラッシュ・Uターンラッシュのピークについて調査しました。
2020年のお盆休みは分散傾向

今年の夏休みは8月8~16日の9連休が一般的です。
9日間全てを帰省に充てる方もいますが、休みが9日間あるため前半と後半のどちらかに帰省する方もいます。
そして今年はコロナウィルスの影響で、学校は数カ月に渡り休校していました。そのため学校の夏休みが大幅に短縮されています。
よって今年は帰省も学校の夏休みに合わせて、8~16日に集中する傾向にあります。
帰省ラッシュのピークは?

帰省ラッシュは8・9日、13日がピークです。
前半に帰省する場合は8・9日、後半に帰省する場合は13日に交通量が多くなります。
特に渋滞する時間帯は、
- 6~7時
- 18~20時
渋滞を回避したい場合、おすすめの出発時間は、
- 7・12日22:00前~深夜
- 8日17:00以降
Uターンラッシュのピークは?

Uターンラッシュは10日、15・16日がピークです。
前半にUターンする場合は10日、後半にUターンする場合は15・16日に交通量が多くなります。
特に渋滞する時間帯は、
- 6~7時
- 18~20時
渋滞を回避したい場合、おすすめの出発時間は、
- 早朝
- 深夜
コロナウィルスの影響は?

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の提言
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は8月5日、国民に以下の内容を提言しました。
帰省する場合
・「基本的感染防止策」の徹底
- 手指消毒やマスク着用
- 大声を避ける
- 十分な換気
・三密を極力避ける
- 大人数の会食
- 感染のリスクが高い状況を控える
高齢者等への感染につながらないよう注意する
そうした対応が難しいと判断される場合
- 感染が収まるまで当分の間、オンライン帰省を含め慎重に考慮する
- そもそも発熱等の症状がある方は、帰省は控える
- 感染リスクが高い場所に最近行った方は、慎重に判断する
経済再生担当相の考え
分科会の提言を受け、西村康稔経済再生担当相は同日、提言に沿って注意を呼びかけるとともに、帰省の一律自粛は求めない考えを強調しました。
その上で、各都道府県が発信する独自の呼びかけについては、
「各都道府県知事が感染状況に応じてご判断をされている。
都道府県の間の往来をされる際には、そちらも参考にして判断いただければ」
との考えを示しました。
帰省する方が圧倒的に少ない?
コロナウィルスの影響で帰省しない割合が大多数を占めるため、2020年のお盆は帰省ラッシュ・Uターンラッシュが起きない可能性もあります。
但し、公共交通機関(飛行機、新幹線、高速バスなど)での移動は人との接触が増え、感染リスクが高まります。
そのため公共交通機関を利用せずに、相対的に感染リスクが少ないマイカーでの帰省に切り替える方も一定数存在します。
その分だけ高速道路の交通量は増えるため、帰省ラッシュが発生しないとは一概に言えません。
いずれにせよコロナウィルスの影響により、例年とは異なる帰省事情になることは間違いありません。
まとめ

・帰省ラッシュのピーク
- 8・9日
- 13日
・Uターンラッシュのピーク
- 10日
- 15・16日
・渋滞する時間帯
- 6~7時
- 18~20時
2020年はコロナウィルスにより日常の生活様式が大幅に変化した、初めての夏休みになりました。
自分自身の行動が周囲、更には社会全体に影響を及ぼすことがあるため、個人的な都合や感情に頼らず、帰省は家族・帰省先の事情や意見を踏まえて判断するのが賢明です。
夏休みは普段の生活リズムから離れて疲れを取り、英気を養うための重要な時間です。
またお盆には、亡くなった身内や祖先に対する感謝はもちろんのこと、長生きしている親族に対する尊敬や敬う心を伝える意義があります。
帰省する方は、人との接触を避けるなど細心の注意を払い、感染リスクを極力減らして行動する必要があります。
そして今回は帰省を断念する方も、オンラインによる通話やお供え物を送ることで感謝の気持ちを伝えることも一案です。
帰省の有無に関わらず、有意義な時間を過ごしてリフレッシュし、今後に繋げたいですね。
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